肩こりを楽にしていくなら筋肉のコリの原因から見つける必要があります。
肩こりだからと言って筋肉だと決めつけることなく、コリの起きている状態を確認する必要がありますが、ほとんどの肩こりは筋肉を対象として揉んでしまえば楽に感じます。
肩こりを感じたら筋肉を揉むことや電器をかける事や湿布を貼る事や、サプリメントで肩こりを楽にする、緩和する、和らげることはできても、表面上だけの問題を解消しているにすぎません。

肩こりを楽にする・緩和する・和らげる・解消する・改善する方法はいくつかありますが、徳力整体院の方針に沿って、「原因を特定し、根本から改善する」方法を中心にお伝えします。
1. 肩こりの原因を特定する
肩こりは単に「肩の筋肉が凝っている」だけでなく、姿勢の歪み・血流の滞り・自律神経の乱れなどが関係しています。
特に、次のような原因が考えられます。
- 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩) → 首や肩に余計な負担がかかる
- 骨盤の歪み → 全身のバランスが崩れ、肩こりを引き起こす
- 腕や肋骨の動きの制限 → 肩の可動域が狭まり、筋肉が硬くなる
- 呼吸が浅い → 肩周りの筋肉が緊張しやすい
- ストレスや自律神経の乱れ → 筋肉が過度に緊張する
こうした原因をチェックし、適切な対処をすることが大切です。
2. 肩こりを楽にする具体的な方法
肩こりと言うと姿勢が悪いから方がコリるんだとか言う方もいますが、その姿勢が悪いのは、どうしてなのか?………と言うことまで分かっていないで勝手に言っているだけです。
検査もしないで勝手に言ってしまうと、先に言ったもん勝ちみたいになり、それを信用してしまうことになります。
しかし、ほとんどの肩こりは、筋肉さえ、どうにかすると楽になります。
しかし、筋肉のコリを起こした原因 と 自力で筋肉のコリを解消することができなかった原因は、残ったままです。
確かに肩の筋肉は良く使うことがありますが、指先や腕や肩を使うことが多くありますので、そのため筋肉の使い過ぎによるコリが起きやすい状況なのは確かです。
それでも問題が少ない時には、体が勝手に筋肉のコリを解消してくれているかも知れません。
① 姿勢を整える
「肩をもむ」より「姿勢を整える」ほうが根本的な改善になります。
特に次のポイントを意識すると、肩こりが楽になります。
✅ 頭の位置を正す(スマホ首・ストレートネックの改善)
→ 頭が前に出ていると首・肩に負担がかかるため、耳と肩を一直線にするよう意識
✅ 骨盤を立てる(骨盤の歪みを整える)
→ 骨盤が後傾すると猫背になり、肩こりが悪化しやすい
✅ 巻き肩を防ぐ(肋骨の位置を調整する)
→ 胸を軽く開くように意識し、肩を後ろに引きすぎない
② 呼吸を深くする
呼吸が浅くなると、肩や首の筋肉が緊張しやすくなります。
特に、肋骨が硬いと呼吸が浅くなり、肩こりが悪化しやすいので、肋骨を意識的に動かすことが大切です。
✅ 肋骨を膨らませるように深呼吸(肩ではなくお腹や背中を膨らませるイメージ)
✅ 息をゆっくり吐き切る(副交感神経が働き、筋肉の緊張が和らぐ)
③ 筋肉のバランスを整える(ストレッチ & 簡単な動き)
肩をほぐすだけでは根本改善にならないので、全身のバランスを整えるストレッチや動きが効果的です。
🔹 鎖骨まわりをほぐす(鎖骨が動くと肩が楽になる)
1. 鎖骨の下を軽く指で押さえながら、腕をゆっくり前後に回す
2. 10回ほど繰り返す
🔹 肩甲骨を動かす(肩甲骨の可動域を広げる)
1. 肘を曲げ、両手を肩にのせる
2. 肘で大きな円を描くように、前後に5回ずつ回す
🔹 肋骨を柔らかくする(肩こりの原因になる肋骨の硬さを改善)
1. 両手を頭の後ろに組む
2. 息を吸いながら肋骨を膨らませ、息を吐きながら縮める
3. 5~10回繰り返す
④ 血流を良くする
血流が悪いと筋肉が硬くなり、肩こりが悪化します。次のような方法で血流を改善できます。
✅ 湯船につかる(38~40℃のお湯に10~15分)
✅ 軽い運動をする(歩く・ストレッチをするだけでもOK)
✅ 水分をしっかりとる(血液をサラサラにするため)
⑤ 自律神経を整える
ストレスや緊張が続くと、交感神経が優位になり、肩こりが悪化します。
リラックスする時間をつくり、副交感神経を働かせることが大切です。
✅ 深呼吸をする(特に吐く息を長めに)
✅ 夜はスマホを見すぎない(ブルーライトが交感神経を刺激する)
✅ 寝る前に軽くストレッチ(筋肉の緊張をほぐす)
3. 徳力整体院のアプローチ
徳力整体院では、肩こりの改善に対して、筋肉をもむのではなく、姿勢や体のバランスを整える施術を行います。
✅ 検査をしっかり行い、根本原因を特定
✅ 電器を使わず、筋肉をもみほぐすだけのマッサージではなく、全身の歪みを調整
✅ 肩だけでなく、骨盤や肋骨・首のバランスを整え、血流や神経の流れを改善
肩こりを一時的に楽にするだけでなく、「肩こりになりにくい体づくり」を目指します。
まとめ
肩こりを楽にする・緩和する・和らげる・解消する・改善するには、単に肩をもむのではなく、姿勢・呼吸・血流・自律神経を整えることが大切です。
特に、
✅ 姿勢を正す(頭・骨盤・肩の位置を意識)
✅ 深い呼吸を意識する(肋骨をしっかり動かす)
✅ 肩甲骨や鎖骨の動きを良くする(ストレッチ & 軽い動き)
✅ 血流を改善する(入浴・運動・水分補給)
✅ 自律神経を整える(リラックス時間をつくる)
を意識すると、肩こりが楽になります。
そして、肩こりを根本的に改善したい場合は、体の歪みやバランスを整える整体が有効です。
もし「なかなか肩こりがよくならない」「すぐに肩が凝ってしまう」という方は、一度全身のバランスをチェックしてみるのもおすすめです。
北九州市小倉南区、小倉北区で肩こりを解消することをしています。